永遠に続けなんて願わないから せめてあと少しもう少しだけ
自分は夢の中にいて起きたら全て夢だった。そんなことを願いたくなる程嘘のようで、嘘って言って欲しい。
私がそのメールを見たのは午前10時。珍しく遅寝をしてしまい、朝からファミクラからメールが来るなんて珍しい、と思った。普段ファミクラからメールが来ていても中々開かないが、週刊誌や色々な噂のこともあってメールを開いた。
それから11時まではただ漠然と時間が過ぎるのを待つしかなかった。あんなに長い1時間は人生で味わった事がないくらいだった。
11時になり、何かは自分でも分からないが、ただ願いながらページを開いた。
”ジャニーズ事務所を辞めさせて頂く決断を致しました。”
読んでもうまく理解できない。すばるの言葉も、メンバーの言葉も、読んでも読んでもうまく理解できない。嘘であって欲しい。そう思っても、書いてある言葉は変わらなかった。色々な感情が一気に押し寄せた。
私は7人の関ジャニ∞と出会い、7人の関ジャニ∞が好きで、それはこれからも変わらず続いて行くと思っていた。色々なグループのメンバーが脱退して行く中、「関ジャニ∞は大丈夫でしょ」と思っていた。いや、思いたかった。
「永遠と絶対は無い。」始まった事に終わりは必ず来ると分かっていても、でもその終わりは今では無いだろうと漠然と思いみんな生きている。そう思わなければ生きていけない。同じ明日など来ないのに。
記者会見を見て、メンバーはみんなやめて欲しく無いと思っていると分かって安心した。関ジャニ∞は個性豊かで、みんな違っているけど、グループとして考えている事はやっぱり同じなんだと分かった。しかし、多感な時期を一緒に過ごして来たからこそ、同じグループのメンバーとしてだけでなく、家族、仲間、兄弟、親友、、、メンバーという関係性だけで物事を考えられる立場では無くなってしまっていた。みんなが常に全力でぶつかっているからこそ、お互いのことを尊重したい、理解したい、受け入れたいという気持ちになっているのだと分かった。
メンバーとしては辞めて欲しく無い。でもその思いも尊重したい。止めることはできない。
関ジャニ∞を逃げ道にしたく無い。
メンバーの言葉の節々から伝わって来る思い。本当にみんな関ジャニ∞大好きだなーー!!!
一人一人が関ジャニ∞、そしてeighterのことを考えていて、嬉しくもあり切なくもあり…
大好きだからこその決断だったのだろう。関ジャニ∞はみんな正直すぎる。正直で真っ直ぐで熱い。深いところでお互いに繋がっていて、その存在を信頼している。私が好きになった関ジャニ∞はちっとも変わっていなかった。
正直今は旅立って行くすばるを応援しようとは思えない。ファンならどんな形であれ応援すべきなのかもしれない。しかし簡単には飲み込めない。自分の部屋を見ればそこには7人で笑ってるポスターが飾ってあって、全然実感が湧かない。すばるが居なくなったあとが想像できない。
それはメンバーも同じだろう。
最近はグループとしてテレビやリリース、ツアー、少々の変更などもありながら、比較的人気も安定して来ていると思っていた。現状維持しつつも、野望を捨てず高みを目指す。そんな姿を逞しく思って居た。次はどんな面白いことをしてくれるのだろう?と常に新しい事に挑戦して行くメンバーはとても生き生きして、輝いていた。
”永遠に続けなんて願わないから せめてあと少しもう少しだけ”
辞めて欲しく無い!これからも7人の関ジャニ∞が見たい!願うのはそれだけです。